たった60年

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【広島旅行 最終話】 平和記念公園に行った。

原爆ドームのほかにも、街にはほぼ無傷で残った

建物があり、想像以上に生々しかった。 あちらこちら見学しながら、

「たった60年前、ここに原爆が落ちたのかぁ…ここにねぇ…」 と 思うたびに自分の足元を見た。   だが、途中で「ん? まてよ・・・たった60年?  たった?」といつものように自己との対話が始まった。 子どもの頃に沖縄戦の話を聞かされたときも、 中学の修学旅行で長崎の平和公園に行ったときも、

すごく遠い「昔の話」だと人ごとのように感じていたのになぁ・・・ あの頃、せいぜい戦後30年そこらだったのになぁ・・・

何でここに来て、たった60年なの? そういえば最近は、 同年代の友人と昨日のことのように話していることが、

20年前くらいの出来事だったりする。 自己対話の末、「私が年を取ったということか・・・」

という結論に達した。 そして、「60年前って、やっぱり『昔』じゃないんだよねぇ・・・」と 広島で実感したぐっち。   平和記念資料館には 当時の貴重な資料がたくさんあったが、 個人的に一番ぐぅぅ・・・ときたのが、 「市民が描いた絵」というコーナーの 「硬直した少年の遺体を自転車の荷台に くくりつけて歩いている父親らしき男」という一枚。