イケメンの魔力
つづきです。
王子様に会うために、ちょっと早く家を出たぐっちだったが・・・。
夕方のラッシュアワーを甘くみたせいで、いつもと同じ時間に着いてしてしまった。
庭先でバイクを駐車していると、先生が出てきた。
イケメンらを乗せるタクシーが着いたか確認しに来たらしい。
ナヌ?もう帰るの?
細くて長い庭道の向こうを見ると、着替えを終えたイケメン5(ファイブ)が玄関から出てきたではないか。
走り出した熟女ぐっち。
ちなみに走ったのは、通路がすれ違えないほど狭いので、早く通り抜けなきゃイカン!と思ったからです。タクシーも来てたし。
決してがっついた根性で走ったわけじゃありませぬ。
暗いのと恥ずかしいのとでよく見えなかったのだが、確かにイケメン揃いだったような気がする。(もちろん王子様は確認できず)
今度また機会があれば、ちょっととは言わず、30分くらい早めに家を出ようと決心したぐっちなのであった。
以下はシッカリ早めに来ていたレッスンメイトから聞いた話です。
ぐっちが交通渋滞につかまっていたその時、70代の大先生は…
イケメン5が舞う稽古場を眺めては
そのセリフを、誰か生徒が来るたびに繰り返していたそうである。
老女を一足早く天国に連れて行ってしまうとは…
イケメン5、恐るべし!