つづきです。
S関での初デートから数ヶ月が過ぎて…メール交換を続けていくうちに、いつのまにかお互い、大切な人だと認識し合ったぐっち&Iぴょん。(すごい端折りでゴメンナサイ)
恋心は燃えつつも、「まぁ当分は遠距離恋愛でもいっか~」と、メールだけの交際を続けていた。
そんなある日のこと。なんとなく地元の求人情報誌を見ていたら・・・
求人誌では全くと言っていいほど見かけない地名を発見!
ナニ? 寮付き? 個室マンション?
数分後、脳裏から「遠距離恋愛」の文字が消え去った。
思い立ったらエイトマンのように行動が素早いぐっち。
派遣会社の面接へGO! マッハGO!GO!
早速、一ヵ月後の出発に向けて引越し準備に取り掛かる。
家族やアパート管理会社、職場の人々に事情を伝えた。
特に、職場の社長は祝福してくれた。(当時はフリーライター兼会社勤め)
子どもと一緒にテレビアニメ『おじゃる丸』の「うすいさちよ」を見るたびに、ぐっちさんを思い出して不憫になる・・・と、日ごろからぐっちの行く末を心配していた社長。
ちなみにぐっちは、うすいさちよを見るたびに、
「ワタシはうすいさちよよりずっと年上なのか・・・」と複雑な心境になる。
というわけで、みんなに祝福されて幸せに旅立ったぐっち!
・・・のはずのだったのに、思わぬ誤算が。
何よりも悲しかったのは、電話を受けたその日、高校の同級生たちが送別会を開いてくれることだった。
もちろんドタキャンするわけにもいかず、青い顔をして出席したぐっちなのであった。トホホ