気がつけばバレエ4~初めてのトウシューズ
バレエを再開して3年ばかり経ったある日のこと。
クラス終了後、助手先生(大人クラス担当・男性)から私を含む数人に話があった。
なんと、✨トウシューズを履いてみないか?という話であった。
※バレエ豆知識 通常、お稽古は柔らかい「バレエシューズ」で行う。
クラス終了後のわずかな時間を利用して教えてくれるという。
思ってもみなかった先生の提案を、一同とまどうフリをしつつ喜んでお受けした。 早速その日のうちに、皆でサイズ合わせをして憧れのトウシューズを手にした。
思ってもみなかった先生の提案を、一同とまどうフリをしつつ喜んでお受けした。 早速その日のうちに、皆でサイズ合わせをして憧れのトウシューズを手にした。
そんな中、冷静なご意見をそっとささやく先輩もいらっしゃった。
↑「ルンルン気分に水をさされる」の図
確かにそれは一理ある。先生、離島だからってシューズを仕入れすぎちゃって早くハケたかったのかしら~💧なんちゃって・・・。
というわけで
翌週からドキドキわくわくぅ~のお稽古が始まったわけだが。
↑「え?先生も履くんですか?」の図
先生も、足を鍛えるために時々トウシューズでお稽古しているとのこと。
⁉※バレエ豆知識 通常、男性は稽古も舞台もバレエシューズ。トウシューズは履かない。
お稽古は足をならす動きから始まって、バーではエシャッペやピケアラベスク、センターではパドブレでの移動・・というように基本的なことを教わっていった。
そして何週か経って、皆がパドブレで教室を一周できるようになった頃、先生は言った。 「ひととおり教えたので、翌週からは皆さんで自習して下さいね!」😃 うむ。確かにこれは先生のご厚意によるお稽古だったので私達に異論はなかった。(それに先生はいつも事務処理作業等で忙しそうだった)
しかし、初心者なので10分も履けばつま先が痛くなってくるトウシューズ・・・。
自習に加わらないメンバーがひとりふたりと増えていった。 とりあえず続けていた私も、「今日はこの辺でやめとこ」的なアマアマ稽古であった。
そんなゆる~い私をバレエの神様?は許してくれなかった。 その後まもなくして、私は初めての発表会に出ることになった。 もちろん最初はバレエシューズでという話であったが、
やがて…トウシューズで踊らざるを得ない状況💦に追い込まれることになる。
これにて連載分の「気がつけばバレエ」は終了です。 つづきはまたこんど~。💨